こんにちは。
世田谷代田駅徒歩1分、下北沢駅徒歩8分、梅ヶ丘駅徒歩7分の美容院 2195hair の塚田です。
前回の記事で 2195hair のコンセプトや髪質改善方法などをお伝えさせていただきました。
今回は皆様なんとなく知っている【髪質改善】という言葉の幅広さをお話ししていきたいと思います。
新しい技術や情報が目まぐるしく入ってくる中で、僕もまだまだ勉強中ですが、できるだけわかりやすくお伝えできたらと思います。
多くのサロンさんで行っている髪質改善。
この髪質改善という言葉には特に規定はありません。
なのであるサロンさんでは髪質改善という名の縮毛矯正を施術したり、あるサロンさんでは髪質改善というトリートメントを施術したり、またはその両方を施術したり。
と、こんなことが起こります。
どれも髪質を改善していく上で間違ってはいないと思うのですが、髪質改善とは?となったときによくわからなくなるのにはこう言った理由があるのかなと思います。
そして、髪質改善をして髪が逆に痛んだ。まとまらなくなった。なんていう声も聞いたことがあるのではないでしょうか。
こういった声の理由には大きく2つのパターンがあると思うのですが、
一つは髪質改善という名の縮毛矯正を行った時におこるパターンです。
その行為自体はもちろん問題ないのですが、薬剤が過剰に効きすぎたり、アイロンの熱が効きすぎたりすることによって、髪の毛がチリチリしてしまうことがあります。
いわゆる髪がビビるという状態になってしまったパターンです。
二つ目は髪質改善という名の酸熱トリートメントをした時におこるパターンです。
酸熱トリートメントをご存知ない方は、トリートメントなのに痛むの?と思うかもしれませんが、痛むことがあるんです。
簡単に説明すると、酸熱トリートメントとは髪の中に新しい結合を作って髪を強くするものです。
と、同時に酸性のお薬を使うので髪が酸性によらせて、引き締まってハリを出す効果もあります。
その際に使用する薬剤は様々ですが、その主成分の一つが強い酸性で分子量が小さいので、効きすぎると髪が引き締まりすぎて内部破壊が起こってしまうものがあります。
酸熱トリートメントがでだした頃に髪が痛むと噂になったのは、この主成分の薬剤の扱いが定まっていなかったというのが理由にあると思います。
今ではその主成分を扱う方程式みたいなのが段々と浸透してきているので酸熱トリートメントによる失敗は少なくなっているとは思います。
このようなパターンから、髪質改善で髪が痛んだということが起こっているのではと思います。
もちろん薬剤そのものの扱い方はとても大切です。
ですが、薬剤による失敗の1番の原因は髪の状態の判断を間違えることだと思ってます。
判断を間違えないためには、今までの髪の施術履歴や日々の扱い方を正しく把握させていただくことがとても大切になってきます。
2195hair では、初めてご来店いただく方にこれまでの施術履歴や日々の生活リズムでの髪の扱い方をできるだけ細かく把握させていただき、今の髪の状態を目には見えずらい部分まできちんと理解してから施術を開始させていただいております。
なので少しお時間をいただきますが、大切な髪の毛をより綺麗にするためご協力をいただいております。
色々とお話ししてしまったのですが、今回は髪質改善とは幅広い施術の代名詞のようなものということをご理解いただけたら良いかなと思います。
次回は、 2195hair の髪質改善のメニューに関してお伝えできたらと思います。
ではまた!
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